今年の“結婚のきっかけ”ランキング1位が「マッチングアプリ」で、「職場や学校」を上回りました。
結婚式で発表する?男性と安全に会うポイントは?本命の決め手は?
アプリでご縁のあった、合コン苦手男性(38)や、職場恋愛NG女性(27)などに話を聞きました。
■結婚という共通目的 話が早い?
熊崎風斗キャスター:
「出会いがマッチングアプリ」という比率が増えてきている。
2010年~2014年:2.4%
2015年~2019年:6.6%
2022年:22.6%
今年は「結婚のきっかけ」ランキング1位が「マッチングアプリ」22.6%。「職場や学校の同級生・先輩・後輩(20.8%)」よりも、今もマッチングアプリが上にきている。
(明治安田生命「いい夫婦の日に関するアンケート調査※20~70代の男女1620人)
ホラン千秋キャスター:
みなさん、コロナ禍で活動の幅が狭まったので、同じコミュニティにいる人や、マッチングアプリでピンポイントで出会う、みたいなことですかね?
井上貴博キャスター:
「友人の紹介」と同じ感覚で、(アプリを)やらない選択肢の方がない世代だと思いますね。
星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
イメージではちょっと怖い感じもするが、それが最初のきっかけなら、まあいいかなということはありますが、なんとなく大丈夫かな?という印象はある。
井上キャスター:
お互い、結婚という共通の目的があるので、スタートラインが、恋愛とか駆け引きとか、3段くらい飛ばして、話が早いんじゃないかな。
■アプリで事件も 嘘の投資話や「ぼったくりバー」誘導
熊崎キャスター:
出会いのきっかけになることには良い面もたくさんあるが、怖い面もある。
11月には、大手銀行員を装って、マッチングアプリで知り合った女性に嘘の投資話を持ちかけ、現金250万円をだまし取った疑いで、会社員の男(57)が逮捕された。
10月には、バーの男性従業員が、マッチングアプリで女性を装って、男性をデートに誘い出し、待ち合わせ場所に訪れた男性をバーへ誘導し“ぼったくり行為”に。
ほとんどがいい出会いだとは思うんですけれども、こういうこともあるので、うまく見極めるということも大事なポイント。
ホランキャスター:
危ない出会いは、リアルでもありますからね。
熊崎キャスター:
では実際にマッチングアプリを使って、結婚に進んでいったという、幸せいっぱいの3パターンご紹介していきたいと思います。
■合コンが苦手な38歳男性 結婚式で“出会いはマッチングアプリ”と公表すると…
2017年に結婚。現在38歳、妻は34歳。2015年頃にマッチングアプリに登録。理由は「合コンが苦手なので彼女を作るのが目的でした」。軽い気持ちで始めたが、2~3週間経って、アプリ上で連絡があって、のちの妻と初めて会う。そして2015年10月に交際までいった。ですから2015年に始めて、もう10月には交際。交際3か月で結婚を意識する。ここまでかなりのスピード感です。そして結婚までいきました。
結婚式で、出会いのきっかけについて、ストレートに「マッチングアプリで出会いました」と発表したそうです。すると周りの反応は特に大きなものはなくて、「マッチングアプリもいいんだな」と受け入れられたという気持ちになったと話されていました。
実際にマッチングアプリを使ってみて良かった点としては「普段の生活では知り合えない人と出会えること」。悪かった点としては「妻の友人から、男性自身のプロフィールの情報量が少なすぎて、最初は詐欺師と疑われたこと」。基本的な情報だけで、具体的なことが何もわからかったので、本当に大丈夫かと最初は心配されたということでしたが、そのまま順調に交際を続けて、結婚までいったパターンでした。
ホランキャスター:
相談できる人がいれば、友達にプロフィールを見てもらって「これでいいかな」みたいに添削してもらうといいかもしれないですね。「もう少し知りたい情報あるんじゃない?」みたいに言ってくれる友達がいれば。
■職場恋愛NGの27歳女性 アプリでの出会い“約20人” 本命の決め手は…
現在、婚約中で、彼氏は26歳。2017年頃に、大手3社のマッチングアプリに登録をしました。理由は「恋人探し」で、これまで20人ほどと出会ってきたそうです。なぜ職場恋愛がイヤだったのかというと「職場恋愛だと気を遣ったり、相手の仕事の失敗などを見みたくない」。
ホランキャスター:
わかるーー!!
井上キャスター:
そこまで叫ぶというのは、経験があるんですか?
ホランキャスター:
ないですけど、次いきましょう!
熊崎キャスター:
マッチングアプリで2018年に出会って、交際に発展したそのきっかけに、こんなエピソードがありました。2人で会う約束をしていて、男性から「明日〇〇駅で待っています」と連絡が来た。ただ女性はちょっと面倒くさくなって「すいません今日行けなくなりました」とドタキャンした。
ここで終わってしまうケースがほとんどなんだそうですが、男性は「大丈夫…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20221122-6053568)
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